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220207 それが答えさ

●オミクロンが増えてきたのもあって一月末は月曜日以外一歩も外に出なかったのだが、これが非常によくなかったと言わざるを得ない、暇ではないはずなのにやるべきことにまったく身が入らなかった。原稿だけはなんとかしないといけないのでらくがきで助走をつけながらチミチミ手をつけていた。絶対に締切より早く提出したい。
(後日談:ギリギリいけた)

●なので、その週末に決め打ちでスノボに行ってきた。初心者なので全然だけど、ロングスキーのあの履いた瞬間の『こ、こんな重くて長えもんをあのほぼ凍結した斜面の上でコントロールしなきゃならないのか?』という絶望感と比較するとかなりとっつきやすい印象だった。(ちなみにスキーはスキーでも短いやつは滑りやすいし、ロングでも北海道なんかのパウダースノーでやれるならまた話は全然別だと思う)

●夢の話。夫が転職してどっかの工場長になり私はツテのある大学に学生として潜入する夢を見た。しかも時代が昭和っぽく男女で教室が分かれていて、女子学生の数が少なかったのでしくじり先生の教室みたいだった。自己紹介を迫られ、受験していないことがバレたらまずいので「〇〇ですヨロシク。他になんか言うことある?ないよね?」みたいなことを言ったらギャルにウケた。

●Apple Musicを漁ってたら出てきたのでおよそ10年ぶりに『まやかしの世界』を聴いている。当時聴いた時はGO!GO!7188から感じられる根底にある美学みたいなものが鮮烈に映ったのだけど(その鮮烈さというのは単に語気の荒い歌詞だったりはたまたライブでギターをぶっ壊したりする行為から受ける類の刺激とは異なる。もちろんそういったパンキッシュな振る舞いが魅力的なミュージシャンもいる)、それが自分のなかで全然色褪せていないことだけがわかった。

●そう、自分の中での音楽鑑賞というのは音以外の要素を最重要視するせいで単に聴いて音を楽しむだけで終わることがずっとできないものだった。その要素っていうのが、もう我ながらメチャクチャにウェットで重くてほんとうにずっと困っていたのだけど、私にとって音楽は奏者の表現している哲学(もちろん主観だ)が全てで、テクニックだとかサウンドの完成度なんていうのは(あるなしはおおよそ主観では判断できるものの)正直言って二の次だった。ずっと。
これは音楽に限った話ではないんだけど、そんな感じでまあいろんなことについて主観的要素でガチガチに固まっていたところから徐々に解き放たれつつある。

●音楽の話に戻ると、そういう意味で好きなミュージシャンももちろんハッキリといるのだが実はここでいまだに名前を出せずにいる。宝箱にしまったまま時々覗き見ている状態といったら聞こえがいいけど要するにとりわけ理由はないというやつだ。

●この雑記を読んでくださる方からたまにマシュマロ宛に感想をいただくのだが、とても嬉しくちょっぴり照れくさい。地の果てにお付き合いくださり本当にありがとうございます。自分のために始めたこととはいえ、そっと見ていてくれる方がいると思うと背筋が伸びる思いがします。

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