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211104 逆にね

●架空の生き物はほぼ人型にしか興味を持てず、そのせいで幼い頃はポケモンに現在はあつ森に乗り切れない人生を送っている。人間のデザインした生き物にあまりそそられないのかもしれない。たとえば漫画アニメの人外キャラは魅力的だなと思うけどそれはたぶん設定画としての外観の多様さに心が惹かれている状態にあるだけな気がする。造形として美しい生物をモチーフにした彫刻のオブジェなんかは普通に素敵だと思うがそれはキャラクター・生物として心を惹かれているわけじゃない。ちなみに本物の動物のデザインはかなり好きだなと思う。
そしてこれはかなり誤解を招く表現かもしれないのだけど本物の生きた人間のことは老若男女問わず正直あまり美しいと思うことがない気がする。ごく一般的な範囲で顔がきれいだとか笑顔がが可愛いとかは認識できる、できていると思う多分。芸能人に会ったりしたら美しいと思うんだろうか?でも人間の気配そのものがまず自分には重たくて見た目の美醜どころじゃないという原因もある気がする。
そんな感じなのにいちど紙に線として落としこんでしまうとすべての人間が身体の隅から隅まで本当に美しいから、逆に人の気配という部分的なオブジェクトさえ存在しなければ全ての人間のことを美しいものだと捉えられるのかもしれない。逆に。
あと植物もなかなか美しい。花より茎や葉っぱ木の幹なんかが好きな気がする。
美醜のとらえかたについて他の人がどうなのかすこし知ってみたい。たぶんひとりひとり前提から異なるから安易に比較はできないと思うけど。

●剥いたりんごがすごく甘くて驚いた夫が「りんご美味しかった、今日の記憶ぜんぶりんごになった」って言っててとても愛くるしかった。
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