2022/04/21 Category : 頭の日記 220421 剥製を飾る ●「自分を好きな人へ向けた言葉だけを喋っているため、自分を好きじゃない人は自分の言葉を聞かないでほしい」という旨のごくシンプルな主張を知り合いがしていて、本当に真理というか、素朴に“そりゃそう”だよな……と思った。 ●それとは関係ないかもしれないけど私は「万物は流転する」みたいな物の見方が大きく自分の根幹を占めている気がする。もしかしたら根っこは永遠にそのまんまかもしれないけど、自分の思考だって年齢とともに変動していくのがごく自然だと捉えている。自分がいまどのフェーズにいるかだけはよく見極めないとなと思う。 ●他者に向けた場で他者についてどういうスタンスを取っているかを表明する、ってかなりリスキーなのであんまり自分はやりたくない。特に、身体言語を離れて表現される媒体において、真意を伝えられる可能性がほぼゼロに近いとすら思う。色々と言うが、要するに面倒くさい。もちろん他者に失礼なこと言われたら怒るとか、権力サイドから何か言われたら歯向かうとか、そういう底力は蓄えとかないといけないんだけど。『チェンソーマン』の姫野先輩が主人公サイドに「面倒くさいから仲良くやろうよ」と言うセリフがある。読んだ当初感心してしまった。本当にすべてはこれに尽きる。 ●……ここまでの文章はすべて絶不調の1-2週間前に書き殴ったものだ。自分の中に眠る他者への不誠実さと諦念が爆発していて可愛らしいな。いまは別にこんなこと思ってないから剥製のきもちでここに載せる。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword