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ムチムチ

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211011 イヤミと皮肉

「死ねどす」みたいなギャグがいまだに大好きだ。地域あるあるネタがこの時代のあるべき姿にイマイチ合わなくなってきているのはわかっているが、そもそも私は地域ネタでなくとも遠回しなイヤミや皮肉がかなり好きだ。新卒時代の直属の先輩がこっちの心臓を一発で仕留めてくるタイプの人だったのだが、さらにその上司は真逆のかなり柔和なタイプで、仕事の指摘事項なんかも時には面白く時には遠回しなイヤミでやんわりと伝えてくる人だった。(もうわかると思うがイヤミで有名な地域の生まれの方だ。死ねどすと言われたことはもちろんない)とにかく先輩に心臓をひと突きにされる日々においては私の数少ないオアシスだったのでイヤミっていいもんだなあと思うようになった。ちなみにその後、そのイヤミ人が左遷され一発で仕留めるタイプの上司がもう一人入れ替わりで来てからバチクソ重度の適応障害になっちゃったので良い子のみんなは心臓が破れたらすぐにギブアップして第三者に助けを求めることをおすすめする。といっても渦中にいる人間はなかなか逃げられないからこそ悲しみがなくならないのも理解している。あと全然関係ないけどせっかく心配してくれる第三者か言ってくれる「会社辞めなよ」に対して知ったような口ききやがってとムカつくようになるといよいよマジヤバなので目安として知っておいて欲しい。ここまで書いて気づいたが、嫌味の人は良くも悪くもあんまり上司として機能していなかったから左遷されたっぽいな。


●SOIL&"PIMP”SESSIONSConnectedfeat.長岡亮介)を聴いている。音も声も展開も全部気持ちいい。今日たぶんマジで仕事終わらない日なので逆に開き直っている。
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211010 人類ごはん計画

●兄弟がスマホから遠ざかるためApple Watchを導入(最低限の連絡だけスマホを使うとのこと)したと聴き、私もスマホ依存が凄まじい(買い出しもレシピ検索もTwitterも絵の資料探しも漫画読むのも全部スマホ)のでちょっと考えようかな……と思ってアップルストアで見積もってみたら10万近くなり怖くなってやめた。

買ってよかったものを教えあうやり取りを知り合いとしていて、その時思い出しそびれていたもののひとつにskin cottonのハンドクリームがある。デイクリームというやつしか使ってないが他のハンドクリームを塗っていた時に比べて明らかに爪が健康になった。爪で思い出したが通っていたサロンのネイリストが母国に帰国してしまった(最終日にいきなり明日から帰国するって言われてフーン23週間くらいかなと思いながらいつまで?って聞いたらなんと年単位だった)のでやむを得ずジェルネイルシールを注文した。ジェルしてる間は爪が欠けづらく、もっとも自分の視界に入りやすい場所なのでなんだかんだ続いている。

夫が買い出ししたあとにカゴを見たら入れた覚えのないエヴァンゲリオンふりかけが入っていたそうだ(会計にも含まれていた)。子どものいたずらかと思うけどカバンに入れられなくて本当によかった。


211009 ヒロアカ・とわ子

ヒロアカ32巻から勢い余って本誌買って最新話まで読破する間にガチの爆裂大号泣してしまい、クタクタになって夜中に1日フライングで買ってきた霊幻さん誕生日祝いのケーキを食べた。ヒロアカの内容はまだ消化しきれてないので割愛する。実を言うと甘いものは好きだがあまり食べられず、三口くらいつまんだら味覚の上限がくる。自分のなかで甘味は生の貝類などと同じ分類なんだと思う。美味しいけど大量にあるとちょっと気圧されるやつ。夫がほとんど食べてくれるので今のところフードロスはない。

『大豆田とわ子と三人の元夫』初見。1話の最後に長岡亮介出てきたんだけどなんで誰も教えてくんなかったの。びっくりした。坂本裕二脚本は言葉の使い方はもちろん人間の描き方が豊かで参考になる。二番目の元夫が贔屓にしている小さな食堂で「ここはカレーが美味いんだよね」とうれしそうに言う、しかし経済的にも自立しているし良い物への感度も高い40代?女性である大豆田とわ子はというと知る人ぞ知る店の良さより床のネチネチ具合の方が実は気になっている、という描写がめちゃくちゃに良かった。日常から拾ったアイデアの使い方が上手いのかな。

●なにかを描く気が起きない。描く仕事に響いておりわりと最悪の状況だ。描く気が起きないのに描かなきゃいけない地獄よりは激痛で失神するほうがマシに思われる。

211008

●HIPHOP LEGACY vol.2と銘打たれたアルバムみたいなやつが作業用BGMにちょうどよくて仕事中に聴いている。ヒップホップのベストヒットみたいな認識でいるものの、これを例えば人に説明するとしたらなんて言うのがふさわしいんだろうと思って「ヒップホップレガシー」とカタカナで検索窓に打ち込んだら検索結果のひとつにアダルトコンテンツの警告が出てきた。なんでだよ。

● 深町という名前の人を見て思い出したのでメモしておきたい。『流しのしたの骨』という江國香織の小説がある。大好きな作品なんだけどああだこうだ噛み砕いて良いところを説明するよりはしないほうがいいと思っている。江國香織はこれまで出会った女性(いや作品越しになんですけど)のなかでダントツ不良だと感じる。ちなみに作品には律という名前の弟が出てくる。ン!

●コーポ・ア・コーポという漫画はどんな時も他人への愛を思い出させてくれる稀有な作品だと思う。

210929 腹痛の話

●210929の日記。※かなり汚い話を含むので閲覧注意。
食欲がなくて何も食べなかった日の翌日、昼にドカンとラーメンを食べて夜ビールを飲んだらその夜中に胃がねじ切れるような激痛と吐き気でトイレで失神しかけた。とんでもない痛みと気持ち悪さがまったく腹から出ていかなくて辛すぎて呼吸がハアハア声に出た。誰かが聴いていたらさぞキモかったと思う。脂汗がブワーと出たあと全身から血の気が引いて脳がギュッとなって耳が遠くなった。もしかして腹を刺されたりしたらこれに近い感じになるのかな、じゃあ今後の創作のためにこの体の反応はかならず覚えておかないとなと思った。じゃあって何?
しかし失神を初体験しようにも実際問題、便器には尻から出たブツがそのままだった。このまま意識が落ちたらいま風呂に入っていて私の呻き声に気づいていない夫にこの醜態を見られる可能性がある。私は彼の目の前で男同士のすけべな漫画を描いたり伸びすぎた乳毛を抜いて見せるような最低最悪の妻だけどさすがに出したてホヤホヤの大便は見せたくなくて、最後の気力を振り絞って洗浄のレバーを引いた。そんな感じで終始冷静で痛みでパニックにならなかったおかげか結局気絶までは至らず、キッチリ尻を拭き這々ソファーに横になることができた。

じつは腹痛で失神しかけたのはハタチくらいのとき以来だった。当時大学の講義中で六十秒くらい経過する間に生理痛があれよあれよと悪化し、人生初の脂汗をかいて、なりふり構ってられないことを悟った。教授に体調不良を申し出、吐き気がすごかったのでひとまずトイレへ向かうも何も出てこず、事務所で休める場所がないか訊いた。体を引きずって向かった医務室で腹が痛えと呻きながらベッドで蹲ると保健医が湯たんぽを持ってきてくれて、そのあったかい塊を抱きながらじっと我慢した。講義の終わりにたしか同じ学科の子が荷物を届けにきてくれた。よく覚えてんな。でもこのときは脳がぎゅっとはならなかったので多分2021年の腹痛の方がやばかったんだと思う。

211006 テスト

●あとで読み返しても何を言ってるのかある程度わかる、かつ思ったことを気兼ねなく書き留めておけるような場所を作りたいなーとずっと思っていた。経験上、走り書きだったり文体が物語調だったりと多分まとまりは無いと思う。過去の記事は全部非公開にした。要望があるようならどこかにまとめるかもしれない。

●気兼ねなく、と書いたが別にふだん気兼ねしているわけではなく、とはいってもSNSの性質上、たとえばじゃあ1,000人すべてに脳からちぎって無造作に投げた自分の言葉から真意を正確に把握してもらうというのはほぼ無理そうだなと常々思ってはいた。真意をわかってもらうのがなぜ必要か。人を害さず人から害されることもなくひっそりとやりたいからである。自分のスタンスを曲げないまま最低限の動作でそれらすべてをやろうとすると人目につかずひっそりとやりたい二次創作アカウントで検索よけを駆使しながら…ということになるんだけど、なんかちょっと自分にはしっくりこない。ちなみに、フリートは使い勝手よかったけどメモにしては足が早かった。あと自分の脳内から文章を書きおこす訓練もしたいし、何はともあれ他者の存在(好きな人を含めたすべての他者)をただのノイズにしないためにもこういう場は多分必要だ。害する害されるの内訳が曖昧なまま話をすすめてしまったけどそこは自己管理の範疇なので省略する。

●ドロヘドロを買ってあるぶんだけ読破した(16巻くらい?ニカイドウが自分の魔法と向き合い始めるあたり)。ほんとうに好きだ。まじりっけなしの創作意欲の根源ってこんなんだったな、という感じ。ただまじりっけなしの創作意欲にはもちろん破壊も含まれる。うまく扱いたいものですね。そういえばニカイドウや恵比寿の裸に男たちがとりわけ反応しないのはなぜか、という観点に着目したツイートを読んだことがあって面白いなと思った覚えがあるが詳しくは忘れた。

●オッドタクシーはアニメを全て観終わった。誰かも言っていたが張られた伏線がとてもきちんと機能しているぶん次何が起こるかの予測はそこそこ当てることができた。伏線や紡がれる言葉・場面のシークエンスが鮮やかだった。この場面や台詞どうしの丁寧なつなぎや連想ってドラマ・カルテットなんかにもあったと思うんだけど、ある程度全員の基準となる価値観がとても強い(言葉遊びをていねいに面白くやる必要がなかった)時代には生まれづらかったような新しい表現なのかな。私も拙いながら…二次創作で…やってみていて…(ボソボソ)

●たったいま好きな音楽について。フォロワーさん伝いに知った新居昭乃に魂を別世界に持っていかれて以来、『犬の約束』というたまのアルバムをずっときいているが、大抵のことを笑ってくれる夫に聴かれたときギョッとされたのが面白かった。あとくるりの『図鑑』もフォロワーさんと話す流れで久しぶりに存在を思い出した。めちゃくちゃ、いいです、図鑑……………

仕事がピンチなので終わる。

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