2021/10/17 Category : 頭の日記 211017 骨 ●昨日、ハモや松茸が中心の和食のコースをいただいてきた。外でちゃんとした(美味しそうなところを調べて高級でなくともコースを予約して行くようなたぐいの)和食を食べることじたい一年ぶりで、一品一品ていねいな味わいと香りに出来上がっているそれらすべてを迎え撃つ感じも久しぶりで、もう泣けるほど美味だった。ハモは関東ではあまり聞かないし自分もデパ地下で半額になっていた蒸したやつを一口もらったことがあるのみで(出会い方も悪かったな)まあそのときはピンとこなかったんだけど、昆布締めにした刺身なんかは口から消えてしまうのが憂鬱なくらい美味かった。ハモの刺身って珍しいのではと思っていたらかの魚は骨の本数が多いだけでなく構造が複雑らしく、職人は身がダメにならないよう手を氷水で冷やしつつ細心の注意を払いながら骨を抜くのだそうだ。プロ意識に支えられてこんな美味しいものが食べられるのだなあと思った。あと骨のくだりは将太の寿司で読んだのを思い出した。将太の寿司にはなんでも書いてある。ちなみに今日は中華を食べてきた。元気だ。モブサイコ公式のカウントアップが終わっても多分大丈夫、何がきても生きられる。●今は解散してしまったが、ふくろうずの『砂漠の流刑地』という曲が好きで十年ちかくずっと聴いている。サイケデリックでちょっとおかしなPVもいい(好きなものをひとことでまとめるの苦手だ〜けど今はサウンドと歌詞について思い起こしているから割愛)。かんたんに世界と自我を行き来できる思考の手軽さは少しずつ視界から失われていくけど私は今のところ経年による変化がそこまで怖くない。変化は受け入れていけるけど疲れることもあるからずっと大切に胸にしまっておける音楽があるというのは良いことだなと思う。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword